大阪・関西万博の閉幕から1か月。鳥取県では、万博で人気だった公式スタンプを県内の観光地で活用した「スタンプラリー」を開始し、観光誘致につなげる取り組みが進んでいます。
鳥取砂丘ビジターセンターには関西パビリオンのサテライト会場スタンプ、倉吉白壁土蔵群には鳥取県ゾーンスタンプ、境港の夢みなとタワーにはヨルダン館のスタンプを設置。さらに11月からはスタンプラリー専用台紙を配布し、県内周遊を促す仕組みになっています。
■ 万博公式スタンプを「地域スタンプラリー」に転用するメリット
今回の取り組みは、店舗や地域イベントで「スタンプカード 作成」を検討している方にも参考になる成功例です。
- キャラクターやデザイン性の高いスタンプは子どもにも大人にも訴求力がある
- スタンプを集める目的ができるため、回遊性が大幅に向上
- 台紙を配布することで、紙スタンプ台紙=旅の思い出として持ち帰ってもらえる
- 「訪問意向」を実際の来訪につなげる行動促進効果が高い
特に鳥取県が実施した万博ゾーンでのアンケートでは、回答者269人のうち260人が「鳥取訪問の意向あり」と回答しており、スタンプをきっかけに興味 → 訪問につながる可能性が高いことが示されています。
■ スタンプラリーは地域・店舗集客に活用できる万能ツール
今回のような「観光型スタンプラリー」は、飲食店・商業施設・商店街でも応用可能です。
- 複数店舗まわる「商店街スタンプラリー」
- 観光地×飲食店の「地域連携スタンプラリー」
- 周年祭などの「期間限定ポイントカード」
- キャラクターコラボのオリジナルスタンプカード
特に紙のスタンプカードは、デジタルよりも“集める楽しみ”が直感的に伝わるため、観光イベントと非常に相性が良い媒体です。
■ 「スター・ウォーズ」ロケ地の砂も展示へ
万博で話題となった“砂同盟”の縁で、鳥取県はヨルダン館からワディ・ラム砂漠の砂8トンの提供を受けることに。夢みなとタワーでは来年1月にも、砂を敷き詰めた体験展示室が登場する予定です。
鳥取砂丘こどもの国でも活用される見込みで、万博のレガシーを地域観光コンテンツとして定着させようとしています。
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